こんにちは井原祐一です
前回は起業の準備についてお話しさせて頂きましたが、
今回は開業届の提出についてお話したいと思います。
ちなみにここでお話することは個人事業として
開業届を提出するケースなので、会社を立ち上げて
法人登記する場合はお近くの士業屋さんに相談してください。
まず開業届はWEBからダウンロードすることができます。
入力も記入型のPDFになっています。
この開業届を所轄の税務署に提出すると開業したことになり
次年の年明けには提出した住所に申告書類が届きます。
開業届を出す際の記入必要項目を一応下記に記載しておきます。
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(1)納税地の税務署名、提出日
(2)納税地/上記以外の住所地 事業所等
(3)氏名/印/生年月日
(4)個人番号
(5)職業
(6)屋号
(7)届出の区分
(8)所得の種類
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このような感じでしょうか。
特に問題はないと思いますが、屋号だけはしっかりと
考えて決めた方が良いです。
とは言うものの…
税務署に提出する際は屋号はなくても問題ありません。
実際にフリーランスで働く人たちの多くは
屋号設定していない可能性があります。
ですが、IT講師として起業するのであればしっかりと屋号を
設定した上でお仕事する方が良いでしょう。
チラシとかに個人名で集客するのと
屋号で集客するのとでは大きく信頼度が変わります。
また屋号を決めて税務署へ提出することにより
銀行口座を屋号で取得することが可能となります。
振り込み決済を利用される場合には屋号が付いていることで、
顧客の安心感につながる可能性があります。
顧客の安心感について…
ついでにお話しておきたいと思いますが…
電話番号も固定電話もしくはフリーダイヤルを取得する方が
チラシの信頼度が上がり、新聞広告や折り込みの審査が通りやすくなります。
屋号は自由に決めても良いのですが、誰かに商号登記がされていると、
同一地域では使用することができませんので予めご注意ください。
ただし屋号にこだわりすぎて
本業のサービスがおろそかにならないように…。
iharatan(井原情報処理研究所)
井原 祐一