013 試行錯誤(しこうさくご)

社会の現状

こんにちは井原祐一です

前回は厳しい人についてお話しさせて頂きましたが、
今回は結果しか見ない人についてお話したいと思います。

日々仕事に取り組んでいると失敗することもあります。

ある一定の個人が失敗をおかした時、
多くの企業はその個人をせめることなく

「次回はガンバレ!」と励ましてくれると思います。

ですが、なかには失敗をみんなで寄ってたかって揶揄したり、
またそれがきっかけにいじめに発展するケースも存在するようです。

上司が結果しか見ないタイプの人の場合

「結果が出せない人間はいらない」とか
「過程はどうでもいいから結果をくれ」とか

とんちんかんな上司にありがちなセリフです。

そんなんあるの? と思われる方もいると思いますが…

実際にあるのです!

失敗は成功の種としてまた植えて
育てればいいだけの話なのですが…

残念ながらそのような考え方が出来ない社会が
存在するのがこの世の中です。

私の勤めていた会社である若い男の子が発注ミスをした
ところその部署の上司の言った一言が
「責任とれよっ!」でした…

世も末か?

ひと昔前の上司はぶっきらぼうでも
「部下の面倒は自分が引き受ける!」という男前な上司が
いたのですが…

今の管理職は自分の面子や立場ばかり気にして
自分の部下すら働くコマとしか思っていない上司がいるようです。

当然全てがこのような組織ばかりではありませんが
組織内にはこのような人もいるので要注意です。

若い男の子はその後自分から志願し他県へ出向しましたが、
本当にそれでよかったのでしょうか?

ミスしたんだからしょうがないやん!と言われる方もいると
思いますが、若いうちは失敗を繰り返して成長するものです。

上司は責任を取るために会社に存在します。
その上司は自分の身を守るのに精いっぱい。

これでは組織にいたって楽しいことも面白いこともありません。

上司の方がもう少し思いやりを持って
行動してみても良いのではないでしょうか?

でも実際、上司は上司で大変なんでしょうね。
とくに管理職は… ホントごくろうさまです。

iharatan(井原情報処理研究所)
井原 祐一