こんにちは井原祐一です
前回はわからない質問の対応についてお話しさせて頂きましたが、
今回は教える意味についてお話したいと思います。
私は商売で好きなことをやって生きています。
ましてや教えてもらいたい方が望んでお客さんとしてきているので
非常に教えやすい環境が整っています。
それとは逆に学習意欲の無い方に教えるのは非常に困難です。
例えば義務教育の教師の方や大学教授の方とかもそうです。
私も専門学校の講師をしている頃は大変手を焼いた
学生も中にはいました。
自分のやりたい事が見つからず、しょうがなく専門学校に入学し
昼間は学校、夕方バイト、夜はみんなで遊ぶの毎日。
若者はそれが本当に楽しいのです。
実際私も学生の頃はそうでした。(笑)
ただ教える側の方はそれでも教わる側の方を
決して見捨ててはいけません!
教わる側の方が理解していようがしていまいが
教える側の方は教え続けるのです。 かまい続けるのです!
なぜなら教える側の方が逃げてしまっては
そこで教育行為自体が終了となってしまうからです。
最近の教師の方はどうなのかわかりませんが
私が学生の頃は生徒が寝ていても注意しない先生がいました。
みなさんが教師なら無理やり起こしますか?
それとも注意せずに寝かしておきますか?
さてどちらが正解なのでしょう?
たぶん正解はないのでしょう。
私が知っている「生徒が寝ていても注意しない先生」は
生徒の状況を分かっていて、その生徒が困った時にはきちんと
フォローしていましたし、進路相談にもしっかり対応していました。
教える側の方は大変です。
教わる側の方の不平不満に常時対応する必要があります。
ですが教える側の方も手を抜かずに教えることを
続けていればそのうち教わる側の方にわかってもらえる時が
やって来ると信じて私は仕事をしています。
また教わる側の方が教えてもらったことを活用して
何かに励むことができれば、そこに教える側の方の
教える意味が存在することになります。
iharatan(井原情報処理研究所)
井原 祐一